こころに寄り添う「絆のワーク」

身延町には,日蓮宗の総本山や「ゆるキャン△」の聖地があり,化石や金山の発掘地があります。良質な温泉も湧き,日本のミネラルウォーターの発祥の地でもあります。

他にあまり類のないとても個性的な町です。

週末,身延町の小学校で,保護者や教職員,校医さんと薬剤師さんが参加する学習会で,「子どものこころに寄り添う」というお話をさせていただきました。

子どもの豊かな心とはどういう姿か,豊かな心を育むためにどういう言葉かけが良いのか,「内的対象」と「映し返し」という心理学のお話です。

普段,心理学に馴染みのない方にとっても,身近な話題を使ってとてもわかりやすくお伝えできることがEustressの強みです。

今回は強みをさらに活かし,「絆のワーク」を体験していただきました。

「絆のワーク」とは,弊社顧問である冨永良喜(兵庫教育大学名誉教授)が動作法の考え方に基づいて考案したペアで行う肩を使ったリラクセーションです。

2011年東日本大震災後の被災地での心のケアで広く活用されました。

それまで体験したことのないようなリラックス感,いつまでも応援してもらっているようなつながり感があり,ストレス対処力を高め,信頼できる人からのサポーティブなメッセージを心身の内側から体験できるリラクセーションです。中には背中から羽が生えたイメージが湧く方もいるような不思議なワークです。

集団で行う絆のワークは,お互いの関係を良好にする機会にもなり,学校だけでなく会社や組織のメンタルヘルス対策にもお勧めです。

コロナ禍が少し落ち着き,お互いに触れあうことができるようになった2023年6月。3年ぶりの「絆のワーク」でした。

和気あいあいとリラックスしたみなさんの様子に私も癒された時間をいただきました。ありがとうございました。

百聞は一体験に如かず。ぜひ一度,ご体験しませんか?