11月4日(土),朝日新聞「be report」で山梨県市川三郷町立市川南中学校のストレスマネジメントの取り組みが紹介されました。
取り組みに関わっている弊社代表のコメントも記事になっています。
全国では,うつ病や不安障害の治療に結びつける認知行動療法が学校現場で活用されてきています。その先進的な取り組みをしている学校として,北九州市の公立小学校,東京都内の私立高校,そして市川南中学校の3校が取り上げられました。
市川南中学校は山間にある小規模の学校です。
まだ,全国に認知行動療法やストレスマネジメントなどに取り組む学校などほとんどなかった平成19年度(2007年度)。
市川南中学校の先生方は,生徒のメンタルヘルスの向上や,受験や試合に備えたメンタルスキルを育むためにストレスマネジメントを導入しようと考えました。
私は,その時から授業や研修会でサポートさせていただいており,今年で17年目を迎えました。
多忙な業務を負う中,ストレスマネジメントの効果を実感した先生方が,活動内容を受け継ぎ持続しています。
生徒をサポートする先生方に心から敬意を表したいと思っています。
財政非常事態が宣言された市川三郷町。
先月TVのワイドニュースでも取り上げられ,YouTubeでは広島県安芸高田市の石丸市長が市川三郷町の財政問題に言及されましたが,全国的に知られた町になっています。
しかし,このことで子ども達の健やかな育ちが影響を受け,巻き込まれることがあってはなりません。
私も今の立場でできることに努めたいと思っていますし,朝日新聞で取り上げらたような良い面が他にもたくさんあることを全国に知って欲しいと思っています。